冬に向けてのコロナ対策

大阪西淀川区を中心に活動している、姫島訪問マッサージ院長の平本鮎紗です。

外出時のマスクや建物の出入りの際の消毒など、コロナ対策が浸透してはや数カ月。

幸い日本の感染者数は大幅に増えることはなく、娯楽や経済への影響はありながらも最低限以上の生活は営めている方が多いように感じます。

ただ、季節の変わり目は変化がつきものです。

ちょっとした不用意が感染につながらないよう、ご自身で対策出来そうなことを自分の備忘録も兼ねて、簡単にまとめたいと思います。

冬に向けてのコロナ対策

感染症防止のイラスト

換気を寒さに負けずに行う!

換気のイラスト

真っ先に思いついたのはコレです。

マッサージというご自宅に訪問することが多い仕事柄もあり、換気についてお尋ねすることが時折あるのですが、かなり個人差がある印象です。

風を通すことは家にとっても良いことですし、風邪やインフルエンザなど感染症予防にもなります。


私も寒いとつい換気をさぼりがちになってしまいますが、今シーズンは気合を入れてやっています( ;∀;)

最低でも、

朝、昼、晩の3回の換気
その時に2方向の窓を全開にする

は忘れずに実施するようにしています。



空気清浄機やエアコンの空調機能だけではやや不十分、と言われていますので空気の入れ替えはしっかり窓を開け、定期的に行いましょう。


参考 日本医師会 「新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して

加湿をする!

加湿器

冬に風邪が流行る大きな原因のひとつとして、空気が乾燥しやすいという事はあまりにも有名です。


空気が乾燥していると喉の粘膜が炎症を起こしやすくなり、免疫力が落ちるため風邪などの症状が起きやすいと言われています。


コロナウイルスは飛沫による感染を主としており、喉や口腔内の乾燥を防ぐことは、従来の風邪等と同様に重要です。



私が実際にやっているな加湿方法として、

(リビング)霧吹きでお部屋を潤す
(リビング、寝る時、個室)ハンカチやタオルを濡らしてかける、お皿などの上に置く
(リビング)やかんでお湯を沸かす
(寝る時)布などのマスクをして眠る。

などがあります。



即効性のある霧吹きや、コーヒータイムを作れるやかん、準備のいらない就寝時のマスク着用なんかは気楽に出来るため、気に入っています。



マスクの着用は息苦しく最初は慣れませんでしたが、布製の物に変えたら大分快適になり、気持ち良く目覚められるようになりました。


喉に潤いがないと、意外とストレスになるということにも気づけて良かったです。



ご自宅の時計などに湿度表示がある方は、40~60%を目標に湿度調節を行ってみてください。



※あんまり湿度が高いとカビが発生しやすくなるので注意です笑

手洗いうがい消毒!

手を洗っているところ

冬の手洗いって子供の頃は正直苦手でした( ;∀;)


理由はシンプルに「冷たい」からで、外から帰ってきてこっそり手を洗わずにいては、後でバレて良く怒られたものです(笑)


昔に比べて、最近は屋外でもお湯が使えるところが増えてきており、非常にありがたい環境になりましたね(*^_^*)


かじかんだ手を温めるリラックスタイムだと思って、冬は普段より少し時間をかけ、手洗いを心がけるようにしています。


石鹸の滑りを利用して、掌のマッサージを行うのも気持ちいいですね。



うがいに関しては飛沫リスクがあるので帰宅時のみがおススメです。



消毒液は濃度の高いエタノールが出回ってきていますし、予備が少ないのであれば時期早めに買い足しておきましょう。

消毒用エタノールをまとめ買いました
安かったので消毒量エタノールをまとめ買いしました。

免疫力を高める!

菌やウイルスに勝っているイラスト

ここでいきなり問題です。


新陳代謝は夏と冬でどちらが高くなると思いますか??


正解は、冬なんです。



何となく夏の方が暑いから体力を消耗しそうな感じはしますが、


実際には冬の方が気温が低い分、筋肉や臓器を守るためにより多くのエネルギーを必要とします。


もしエネルギーの摂取量(ざっくり言うとごはんを食べる量)が足りなければ、


代謝が下がる→体温が下がる→血液循環量が下がる→免疫力が下がる


といった悪循環におちいり、感染症だけではなく、他の病気や事故などのリスクも上昇します。

そうならないために、

しっかりご飯を食べる
お腹を冷やさないよう、温かい物をなるべく食べる
お腹が空くよう適度な運動を心がける
季節の物を食べる(食に楽しみを見出す、季節の食物は栄養がある)

は実践しても損はないかと思います。

記事を書いてて気づきましたが、鍋料理なんかは季節の食材が使え、お部屋の加湿にもなるので昔から愛されているんでしょうね( `ー´)ノ


上記にプラスで適度な運動が行えればなお良いかと思われます!



なお、当院の患者様は、冬は機能訓練の負荷を全体的に高めています。


なぜなら8月と1月では基礎代謝量が約1,5倍ほど開きがあり、それに合わせて食生活や生活習慣を変える必要があるからです。


訪問マッサージの主な対象であるご高齢者の方は、運動の機会を自分で作ることが難しく、健康維持、向上を図るために患者様のモチベーションやご体調に合わせて行っています。

終わりに

コロナウイルス

コロナウイルスは感染力が高く、最悪死に至る可能性もある凶悪なウイルスです。


2020年11月時点において特効薬はなく、完全な感染防止策も社会生活を営む以上かなり難しいのが現状です。


しかし感染源が喉や口腔内からであるため、マスクや手洗いうがい、消毒といった風邪やインフルエンザといった感染症と同様の対策でリスクを軽減することが出来ます。


冬は寒さで換気や手洗いがおっくうになりやすく、外気が乾燥するため感染リスクが高くなりやすい季節ですが、


姫島訪問マッサージは、11月から通常の施術やバイタル測定に加え、日ごろの換気の有無や手洗いうがいの確認など、利用者様の体調管理にもより一層注意し、お体の安全と健康の維持に努めてまいります。


もちろん訪問時の器具の消毒など、従来の安全対策も継続して行ってまいります。


お身体でお困りの方がお近くにいらっしゃる方は、どうぞお気軽にご相談お待ちしております。


最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪




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