大阪市内を中心に活動している、姫島訪問マッサージの平本鮎紗です。
身体のために、とけっこう前にアルコールのたぐいを一切絶ったウチの妻。
それに代わる嗜好品の一つとして、グレープフルーツジュース(以下グレフル)があるんですが、なかなか店頭で見かけないという話です。
僕が高校生くらいの頃(2003~2006年くらい)って500ml紙パックのジュース(ピルクルとか)がすごい流行ってまして、グレフルも当たり前のように並んでいました。
今回のきっかけで売り場で探すようになり、あんまりにも手軽に買えなくなっていることにびっくりしています。
小さいサイズ(200ml)はたま~にあるんですが、大サイズは(900ml~)はコンビニで見かけることはほぼなく、中サイズ(500ml)に至ってはここ一年くらい目撃していません。
なんでこんなに置いていないのか「グレープフルーツジュース 人気がない」で調べてみると、
・近年の日本人の甘味志向の強まり
・酸っぱい、酸味は本来腐敗のシグナルであり、無意識に避ける傾向にある
・子供の「孤食」が広がっており、好きなものだけを食べる人が増えている→苦味や、渋み、酸味を避ける傾向になりがち
・代謝酵素の働きを邪魔する成分が、グレープフルーツジュースに含まれており、“代謝酵素”で分解されるお薬が効き目を失いやすい
・ソラレンという光毒性がある物質が含まれており、食後2時間後から日焼けしやすくなる。※夜に飲む分には影響は少なく、ソラレンは柑橘系やハーブなど、その他多くの野菜にも含まれているそうです。
などの理由が見つかりました。
また、好みの移り変わりや、家族構成の変化、そしてお薬に影響するので泣く泣く飲めない人もいるということが分かりました。
美容に関しては「グレープフルーツは日焼けする!」と一方的に広まったことがあったみたいで、(実際は飲み方に気を付ければ、グレフルのせいで極端に日焼けすることはないようです)これも勉強になりました。
黄色いキウイやハチミツ入り梅干しなど、確かに酸味を抑えて甘く作られた食べ物が近年は増えていますね。。
また、薬に関してはかなり幅広く影響があり、
カルシウム拮抗薬(高血圧や狭心症等)
不眠症治療薬(寝つきを良くする)
免疫抑制剤(免疫反応を抑える)
高脂血症治療薬(コレステロール値を下げる)
EPARK お薬とグレープフルーツジュースの関係より
などを服用する際には飲まないよう推奨されるそうです。
(他にもたくさんあります)
ご高齢の方は上記のどれかにはほぼほぼ当てはまるため、売り場で見かけなくなるのも納得しました。
グレフル、美味しいんですけど確かに人には勧めづらいかもしれません。
日々の生活が当たり前ではないということを、まさかのグレープフルーツジュースで思い知らされました今回の件でした…
飲めるうちに味わっておこうと思います。
2020.08.25
コメント